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胸マーク・背番号・タグ等をクリックすると拡大画像が見れます。
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選手名
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中条 博(40) |
名将鶴岡監督の後任として1969年に飯田徳治監督が就任したときに採用されたモデル。前年まで使用されたユニフォームは鶴岡監督のイメージが定着しているため、一新されたものと思われます。強い南海を象徴する太い肩ラインを廃止し、明るくオレンジ色のラインを追加しました。この緑と黄橙の組み合わせは、後の野村監督時代のユニフォームの原点となっているのではないでしょうか。このユニフォームから胸番号が採用され、前ボタンも比翼仕立てを廃止し、デザイン的な変更もされています。しかし、その年に戦後初の最下位といういう屈辱の結果になり、飯田監督の退任ともにたった1年で廃止されました。そのため、かなりの貴重品ではないでしょうか。 |
期 間
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1969年 |
仕 様
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前開き・ボタン |
生地色
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綿?・白(生成?) |
マーク
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二重チドリ |
製 造
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久保田運動具店 |
所蔵者
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松本良隆さん |
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このユニフォームのデザイン変更とともに、帽子も若干変更されました。帽子のNHマークの「H」の部分がオレンジ色に変更されたのです。NとHの色が別々で2色になったのは、南海ホークスの歴史上このときのデザインのみです。(のち、野村監督時代に色つきのNHマークになりますが、あのときはNHとも黄土色の1色のみです。)この帽子もまた、ゲンの悪いユニフォームとともに1年間で姿を消してしまいます。余談ですが阪神タイガースが帽子のTHマークのHを1972年から黄色にしました。もしかするとこの帽子のイメージを真似たのかも知れませんね。 |
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